【まとめ】アメリカ駐在員家族の車選びと車生活【NY郊外のおすすめ】

前回までの、車カテゴリーの投稿では、アメリカ、特にNY駐在員家族の、車選びや、車購入後に必要となることについて、語ってきました。

今回は、駐在員家族の車生活で、知っておくべき重要な情報を、まとめました。

NY州での自動車運転免許取得

NY州で、自動車運転免許を取得するためには、Learner’s Permit取得、5時間講習受講、Road Testの、3つのステップをクリアする必要があります。

駐在員やその配偶者として、米国に赴任し、SSN (Social Security Number) を取得し、当地に居住する場合、米国到着後、速やかに、Learner’s Permitを取得し、残りの2つのステップを、国際免許失効前に終了する必要があります。

最初の、Learner’s Permit取得では、免許取得の対象者であることを証明するため、いくつかの書類を持ち込む必要があります。書類チェックの厳しさは、担当者によりバラツキがありますが、結果的に不要であったとしても、出来るだけ、多くの書類を持ち込むことを、おすすめします。

<参考記事>【駐在員】ニューヨーク州の自動車運転免許取得①【配偶者】

5時間講習とRoad Test は、駐在員及びその配偶者は、日系の自動車学校、Fuji Driving Schoolにお世話になることが、一般的です。

Road Testにおける、Driving School講師の同行や事前講習は、決して安くはないので、日本での運転経験などにより、必要性の有無を判断してください。いずれにしても、YouTubeに、試験コースや注意点など、様々な動画があがっていますので、事前に予習することを、おすすめします。

<参考記事>【駐在員】ニューヨーク州の自動車運転免許取得②【配偶者】

駐在員家族の車選び

駐在員家族が、NY郊外の物件を選んだ場合、車は必須です。どのような車を選ぶべきか、僕の経験をもとに、まとめました。

日本車

駐在員家族の車選びについて、車を1台しか持たないのであれば、信頼性に優る日本車を選択することが無難です。ただし、2台目以降は、欧米車で、冒険してみるのも、悪くないと思います。

家族の人数に応じて、3列シートまたは2列シートの、SUVやミニバンが、おすすめです。個人的には、マツダのCX-9やCX-5が、運転性能の観点からも、素晴らしい車だと思います。

<参考記事>【駐在員家族】アメリカでの車の選び方①【3列シートの日本車たち】

新車 vs. 中古車

多くの駐在員は、ガリバーUSAで、中古車を買っています。新車の場合は、近場のディーラーで買う場合であっても、Web上の比較サイトで、値引きの可能性を、あらかじめ下調べしておくことで、交渉が有利に進みます。

<参考記事>【駐在員家族】アメリカでの車の選び方②【新車 vs.中古車】

新車・中古車での、一番の違いは、故障した時の保証の程度です。中古車で、故障すると、自らによる、ディーラーとの交渉等、非常に手間がかかります。

<参考記事>【体験談】アメリカで車が故障した時の対応【中古車は要注意】

AWD

NY郊外で車を所有するのであれば、冬場の降雪の観点から、AWD(4WD)がおすすめです。トヨタシエナなどのミニバンは、車自体の重量が重いため、二輪駆動でも大丈夫との話も聞きますが、やはり、四輪駆動が安心です。

<参考記事>【駐在員家族】アメリカでの車の選び方③【4WDの必要性と車の所有台数】

車購入に伴い必要になること

車を購入すると、自動車保険への加入は必須であったり、Car Inspectionを定期的に受けたりと、様々なことが必要になります。車購入後、必要になる代表的な事項について、以下にまとめました。

自動車保険

最初の米国駐在で、初めてSSNを取る場合、自動車保険は2,000ドルを超えることが、一般的です。僕は、2年目に、クレジットヒストリーが積み上がることで、どの程度減額されるか期待していたのですが、結局、1,900ドル台と、高額のままでした。

<参考記事>【駐在員の自動車保険は2,000ドル超】アメリカでの車事情②【NYCは赤信号で右折禁止】

保険会社から送付される”Insurance Identification Card”は、警官に提示を求められることもあるため、常に車内で保管することを、忘れないでください。

カーナビ

アメリカでは、車載のカーナビは、ほぼ絶滅しかけており、完全にスマートフォンが主流になっています。

Google MapとWazeが二大勢力で、個人的には、Google Mapの方が、使い勝手が良いように感じますが、お好みでどうぞ。

<参考記事>【カーナビ】アメリカでの車事情①【スマホで十分】

E-ZPass

NY郊外は、Toll Road(有料道路)が多いため、車を購入したら、すぐにE-ZPassのWebsiteから、申し込みをしてください。E-Zpassなしで、有料道路を通過すると、かなり割高の料金設定で、後日、郵便で請求書が送付されてくることになっています。

<参考記事>【NY郊外はE-ZPass必須】アメリカでの車事情③【AAAへの加入】

Car Inspectionとナンバー登録

日本の車検に相当するCar Inspectionは年1回、ナンバー登録の更新は2年に1回、必要になります。

特に、Car Inspectionは対象月までに、自ら、自動車工場に持ち込む必要がありますので、検査漏れには十分注意してください。

<参考記事>【Car Inspectionとナンバー登録更新を忘れずに】アメリカでの車事情④【Photo Inspectionは別物】

駐車

日本と異なり、路上駐車が比較的自由です。ただし、標識に記載されている、曜日や時間帯などの条件を、しっかりと確認してください。

消火栓の前後15 Feet(約4.5メートル)は、駐車禁止というのも、重要なポイントで、びっしりと駐車されている中で、空いている場所を見つけると、大概、消火栓があります。

また、マンハッタンなどの街中で、有料駐車スペースを見つけるときは、駐車場マッチングサイト”SpotHero”を利用することで、かなり経済的に駐車することができます。

<参考記事>【失敗談あり】アメリカ駐在員の駐車事情【マンハッタンではSpotHeroが便利】

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