【駐在員の自動車保険は2,000ドル超】アメリカでの車事情②【NYCは赤信号で右折禁止】

前回は、アメリカにおけるカーナビ事情について、スマホが主流になっていることを述べましたが、今回は、車の保険や、交通ルールについて、語りたいと思います。

<参考記事>【カーナビ】アメリカでの車事情①【スマホで十分】

まず、車の保険ですが、車を所有し、運転する以上、必ず加入する必要があります。駐在員の場合、ある程度の年齢になっており、日本で車を所有していたとしても、年間の保険料は5万円前後が普通だと思います。

ところが、米国で車を購入し、いざ保険会社に連絡すると、2,000ドル以上の見積がきて、あまりの金額の高さに、何かの間違えではないかと、目を疑います。

人によっては、日本での等級を提示したり、複数の保険会社から見積をとったり、何とか保険料を引き下げようと頑張りますが、無駄な努力です。特に、今回が最初の米国居住で、Social Security Numberを初めて取得する場合、保険会社からは、Credit Historyのない、信頼の置けない人としか映らないためです。僕の会社の同僚で、同時期に赴任したにもかかわらず、保険料が1,400ドル程度だった人は、数年前に、研修員として米国に来ており、SSNも取得済だったのが、効いたようです。

少し話が変わりますが、日本で車を所有していた人は、海外赴任に伴い、車の保険を解約することになると思います。この際、完全な「解約」ではなく、「中途解約」という形式とし、「中断証明書」を発行してもらうことで、帰国後1年以内に、保険に再加入すると、以前の等級を引き継ぐことができます。日本で、自動車保険に加入していた人は、赴任時に「中断証明書」の取得を、忘れないようにしてください。

次に、アメリカにおける交通ルールです。当地で運転していて感じるのは、煽りや、急な車線変更などの、危険運転をするドライバーは、かなり少なく、全体的に交通マナーが良い点です。特に、2車線が合流するような局面では、互いの車線から一台ずつMergeすることが常識となっており、日本で良く見る、前車との間隔を極端に詰めてブロックするような行為は、めったに見ません。それでも、中には、やんちゃなドライバーもいて、僕の経験上、BMWやDodge、Hondaなどのセダンやクーペが 、飛ばし屋に好まれている印象です。

交通ルールで、日本と大きく異なるのが、赤信号での右折(日本の左折に相当)です。米国では、交通の流れをスムーズにし、石油の消費量を抑えるとの目的もあり、全国的に、赤信号でも、一時停止のあと、右折が認められています。ただし、”No Turn on Red” とのサインのある信号では、赤信号での右折は不可となります。

さらに、NY駐在員が知っておくべき重要なルールとして、「New York City (NYC) では、原則、赤信号の右折不可」があります。NYCでは、”After Stop, Right Turn Permitted on Red” などの標識がなければ、赤信号での右折は許されません。このルールは、マンハッタンのみならず、クイーンズなども含めたNYCが対象となるため、留意が必要です。赤信号の右折で、警察に捕まっている車を、たまに見かけますが、大体が、他州ナンバーなので、アメリカの中でも、かなり特殊なルールなのだと思います。

さて、次回も、引き続き、アメリカでの車事情として、車検やE-ZPassについて、語りたいと思います。

<次回記事>
【NY郊外はE-ZPass必須】アメリカでの車事情③【AAAへの加入】

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