【ニューヨーク】アメリカにおけるランニング事情【セントラルパーク】

前回の生活カテゴリーでの投稿では、ニューヨークの電車事情について、述べましたが、今回は、アメリカにおけるランニング事情について、語りたいと思います。

<参考記事>
【Harlem Line】ニューヨーク郊外からマンハッタンへの電車通勤①【New Haven Line】
【車掌の改札】ニューヨーク郊外からマンハッタンへの電車通勤②【エスカレーターの立ち位置】

手軽にできる運動ということで、日本でも、多くの人が楽しんでいるのと同様、当地においても、たくさんのランナーを目にします。駐在員の場合、赴任当初の1~2カ月の間は、マンハッタンの短期アパート生活で、単身で小さな部屋で過ごすことになるため、健康維持の観点かららも、ランニングを楽しむ人が多いです。夏場は、サマータームにより、9時頃まで明るさが残ることもあり、仕事の後に、オフィスから徒歩圏内にある短期アパートに戻って、その後、ランニングを楽しむことも可能です。

僕の場合、Grand Central駅至近の短期アパートで過ごした時は、平日は仕事の後に、休日は早朝にと、かなりの頻度で、マンハッタンの中を走り回っていたので、マンハッタンの地理に、とても詳しくなりました。マンハッタンのランニングコースといえば、セントラルパークが、あまりにも有名で、公園内の約10キロの周回コースに行けば、多くのランナーと、競い合うことができます。セントラルパーク名物の、木々や岩、馬車のみならず、5番街を北上し、セントラルパークに向かう中で、数々の有名ブランド店や、トランプタワー、細長く空に伸びるコンドミニアムなど、テレビや写真の中でしか知らなかった街を、肌で感じることができるのも、ランニングの魅力です。

セントラルパークの他にも、特に目的地を決めず、街の中を1時間ほどランニングするのも、とても楽しく、ダウンタウン、アッパーイースト、アッパーウエスト、ハドソンリバー、イーストリバーと、いろいろな方面に繰り出し、そのたびに、様々な発見がありました。グランドセントラル駅からダウンタウンへ通じるPark Avenueが、ランナーに開放される週末には、世界の金融センターを感じながら、街の中心地を楽しむことができます。ハドソンリバーに向かえば、戦闘機を搭載した空母が着岸しているのに驚き、竣工したばかりのハドソンヤードに息を吞み、イーストリバーでは、国連ビルに感激し、夕暮れ時の、美しい対岸の景色に見惚れました。同じランニングという行為でも、コウモリの飛び交う、薄暗い荒川土手が、ニューヨークのハドソンリバーやイーストリバーに置き換わると、かなりテンションが上がることを体感しました。

ニューヨーク郊外の一軒家に転居したあとは、マンハッタンとは対照的に、緑溢れる街並みの中を走る喜びを感じています。豪邸が立ち並ぶ高級住宅街の中を走るのも気持ち良いですし、川沿いなどで整備された自然公園に沿って走るのも気持ち良く、その日の気分に合わせて、自分でアレンジした、様々なコースを選択できるのが利点です。最近は、Work from Homeとなり、ますますランニングで健康維持する人が増えた印象で、会社や仕事関係の知り合いも含めて、ランニング中に、様々な人とすれ違います。

最後にランニングシューズについて、少し述べたいと思います。僕は、赴任する際、アシックスのランニングシューズ3足を持参しました。アシックスは当地でも購入できますが、特に型落ちモデルなどは、日本の方が安い印象です。ランニングシューズは消耗品なので、お気に入りのモデルが、日本で安く購入できるのであれば、余分に購入して持参することをお勧めします。また、当地では、自然公園の中などに、未舗装の部分も結構あるため、トレイルランニングシューズもあると便利です。僕は、アウトレットで、コロンビア・モントレイルの靴を購入し、これが大活躍しています。

次回は、アメリカにおける、自転車事情について、語りたいと思います。

<次回記事>
【電動自転車は発送不要】アメリカにおける自転車事情【空気入れと虫ゴムを忘れずに】

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