【一軒家・デュプレックス】ニューヨーク郊外物件の選び方③【アパートメント】

前回は、不動産業者について語りましたが、今回は、一軒家やデュプレックス、アパートメントの違いについて、僕の体験を述べたいと思います。

<参考記事>【駐在員家族】ニューヨーク郊外物件の選び方②【日系不動産仲介業者】

家探しをする際、皆が最初に迷うのが、家の形態です。一軒家や、日本のマンションに相当するアパートメントは、分かり易いのですが、こちらには、デュプレックスという形態もあります。デュプレックスとは、一つの建物の中に、2軒が連なった構造で、入り口や駐車場が、それぞれ二家族分、用意されています。

僕は、東京でマンション住まいだった反動もあり、また、そこで生まれ育った子供達のリクエストもあり、一軒家を中心に見学することとしましたが、中には、デュプレックスもありました。一軒家は、建替規制により、築数十年が経過している家がほとんどで、設備の綺麗さはリフォーム次第ですが、デュプレックスは、近年賃貸用に建てられたものが多く、水回りなどが綺麗な物件が多かったです。また、2軒が連なっているとはいえ、日本の一般的な一軒家を凌ぐ、十分なスペースのある物件がほとんどでした。

僕の場合、実際に見学することで、デュプレックスの綺麗さに心が揺れましたが、最後は、家族だけの空間を持ちたいとの思いが勝り、一軒家に落ち着きました。日本でマンション管理組合を経験し、騒音問題などに敏感だったので、プライベートな空間を持ちたいとの思いが、強かったのかもしれません。

一方、デュプレックスやアパートメントに、実際に住んでいる人の話を聞くと、これらも十分、魅力的に感じます。デュプレックスでも、建物の形や入口の位置を工夫することで、よりプライベート感を出している物件もありますし、アパートメントは、駅に近い物件が多く、通勤が楽であったり、プール等の共用施設が充実している物件もあります。結局のところ、その家族が、何を一番優先させたいかによって、ベストな住居形態は変わるということでしょう。

最後に、僕自身が、一軒家で一番良いと感じたことを紹介します。それは、正に、現在進行中の、コロナ禍におけるWork from Homeでした。僕の家の地下室には、卓球台があり、そこに、PCやモニター、照明を設置することで、広大な作業スペースが生まれました。仕事に疲れた時には、すぐ隣にあるBack Yardに出て、トランポリンで子供と飛び跳ね、ストレッチできる環境は、本当に格別です。

次回は、冷暖房などの、物件施設について、語りたいと思います。

<次回記事>
【冷暖房の方法】ニューヨーク郊外物件の選び方④【ペアガラス必須】

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