【Woodbury Commonでダウン購入】NYにおける防寒事情【Canada GooseとSORELが人気】

前回の生活カテゴリーの投稿では、NYにおける、散髪とクリーニング事情について、述べました。

<参考記事>
【QBハウスとバリカン】アメリカ駐在員の散髪とクリーニング事情【ノンアイロンシャツが活躍】

今回は、米国NYにおける、防寒事情について、語りたいと思います。

NYの冬は、東京より遥かに寒く、12月から2月にかけては、最低気温が華氏32度(摂氏0度)を下回る日が続きます。最高気温でも、華氏32度に到達しない日もあり、そのような日は、あらゆるものが凍てつき、街路樹も1本まるまる凍ってしまい、氷がキラキラと反射し、神秘的な風景となります。

外気に触れると、「寒い」というよりも、「痛い」という感覚になってしまうため、日本から持参した防寒具は役不足で、駐在員やその家族は、当地で、フード付きのダウンのコートを買うことになります。これくらいの寒さになると、フードに付いているモコモコのファーが、防寒に役に立つことを実感します。また、フード自体も、自らを守るという意味で、重要なアイテムであることに気付きます。

会社の人に聞いた話では、マンハッタンに住み、歩いてオフィスに通勤していた、年長の駐在員が、ある日、頭から血を流して、通勤して来たそうです。帽子を被らずに、外を歩いていたところ、上から落下してきたツララの直撃をうけ、血が、髪が無いツルツルの頭から、顔面まで流れ落ちる、ホラー映画顔負けのシーンとなり、オフィスはちょっとしたパニックになったそうです。コートのフードのみらず、マフィアのようなハットも、頭部を保護する観点からは、重要な意味があるのです。

僕も、ダウンを購入しようと、NYの人たちを観察すると、”Canada Goose” が、大人気ということに気が付きました。もちろん、定番の ”The North Face” は、いたる所で見かけます。人気とスタイリッシュさに惚れ、”Canada Goose” の購入を考えたのですが、1,000ドル前後の価格に、二の足を踏み、結局、”The North Face” を購入することとしました。

”The North Face” は、300ドル前後で、その年のモデルが買えるものの、もう少し経済的に買うべく、10月の終わりに、アウトレットモール  ”Woodbury Common Premium Outlets” を目指しました。このモールは、NY郊外の自宅から、車で1時間弱のところにあり、駐在員家族にも、人気の場所です。

”The North Face” のアウトレットストアで、ダウンを探すと、狙い通り、型落ちモデルが、150ドルほどで発見でき、妻の分も合わせて2着購入し、快適に冬を乗り切ることができました。なるべく、経済的に冬を乗り切りたい人には、”Woodbury Common Premium Outlets” でのダウン購入は、おすすめです。

また、NYの冬に、ダウンと共に必要となるのが、スノーブーツです。積雪がある日には、防水・防寒の効いたスノーブーツを履いて通勤します。日本でも、LL Beanなどのスノーブーツを、おしゃれ目的で履いている人を、たまに見かけますが、当地では、実用目的です。スノーブーツにも、流行りのブランドがあるようで、デザイン性に優れた、”SOREL” というブランドが人気です。

”Canada Goose” を身にまとい、足元を ”SOREL” でかためれば、即席のNew Yokerとなれるのですが、僕の場合、上半身がアウトレットの格安ノースフェースなので、足元も、別の方向を模索することとしました。

スノーブーツでも、良いものだと、150ドルほどすることから、発想を転換し、少し高級な防水素材が使われたスポーツシューズを検討することとし、サロモンの、ゴアテックス製トレイルランニングシューズを、120ドルほどで購入しました。ミッドカットのこの靴は、防水性に優れるうえ、運動用シューズとしての身軽さもあり、非常に快適です。運動好きで、少し人と違うものが欲しい人には、悪くない選択肢だと思います。

さて、次回は、NYでのホエールウォッチングについて、語りたいと思います。

<次回記事>
【American Princess Cruises】米国NYにおけるホエールウォッチング【ブルックリンから出港】

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