【US OpenとNY Open】アメリカNYでのスポーツ観戦【フェデラーとセリーナ】

前回の生活カテゴリーの投稿では、アメリカでのバーベキュー事情について、語りました。

<参考記事>
【炭火グリルがお勧め】アメリカでのバーベキュー事情【肉は冷凍しない】

今回は、アメリカにおける、スポーツ観戦の中でも、テニスのUS OpenとNY Openについて述べたいと思います。

僕が日本にいたとき、スポーツ観戦と言えば、野球でした。東京ドームや神宮球場に、子供たちを連れて、しばしば観戦に訪れました。東京ドームの巨人阪神戦を立見席で見ていたところ、早くも帰路につく親切な親子から、内野席のチケットを貰ったことがありました。それは特別なチケットで、内野席にもかかわらず、巨人軍の攻撃中には、立って応援することが許されるシートでした。オレンジのタオルを振り回す、熱狂的なファンたちに囲まれ、半ば強制的に立ち上がり、原監督率いる巨人軍を全力で応援しました。実は、僕たちは、阪神ファンだということが、バレないように。

また、真夏には、東京ドームで都市対抗野球があり、涼むことを主目的に、毎年観戦に訪れました。企業の応援シートは、無料で、企業ロゴの入った応援グッズも貰えるうえ、1,000円で外野席のチケットを買えば、一日中、空調の効いた環境で、涼むことができます。また、各企業の応援団による、熱気あふれるパフォーマンスは、一企業人として、心に染みるものがあります。

NYでも、ヤンキースやメッツ、バスケットボール、アメフトなども観戦したいと思っていましたが、コロナ禍の影響もあり、未だ叶っていません。サッカーも、大きなクラブチームの親善試合が開催されているようで、観戦に行った知人は、隣のブースに、元コロンビア代表バルデラマがいて、握手してもらったと興奮していました。

その中で、僕が唯一観戦したのが、テニスのUS OpenとNY Openです。

US Openは、毎年、8月末から9月初旬にかけて、NYCクイーンズのArthur Ashe Stadiumで行われる、グランドスラムの大会です。2020年は、コロナ禍の影響で無観客で実施されることとなりましたが、僕は、2019年のQuarter Finalを観戦しました。前年の2018年は、大坂なおみが優勝、2014年には錦織圭が準優勝しています。

このUS Openのチケットは、会社のマネジメント層向けに、取引先から提供されたものだったのですが、廻りまわって、僕の手元にやってきました。そのため、座席は、コートエンドの前から5列目、試合が始まる前には、Stadium内のステーキハウスで、ワインとPorterhouseを楽しむという、至れり尽くせりの経験でした。チケットには、950ドルとの記載があり、思わず、Stadium周辺にたむろするダフ屋に、売り付けたい衝動に駆られました。

当然、選手たちがプレーするコートは、目と鼻の先で、女子と男子のQuarter final 1試合ずつ、“Serena Williams vs. Qiang Wang”と “Roger Federer vs. Grigor Dimitrov” の好カードを観戦しました。セリーナは、1ゲームのみしか相手に与えない圧勝、日本でも人気のロジャー・フェデラーは、フルセットの末、ディミトロフに敗れました。

このようなシートなので、まわりは、お金持ちばかりです。すぐ近くには、関係者席もあり、ビーナス・ウィリアムズとその母親が、セリーナの応援をしていました。また、ゲーム間には、場内の有名人が、次々とカメラで抜かれ、会場の大型スクリーンに映し出されるのですが、元カリスマ主婦のマーサ・スチュワートなどもいました。

一方、NY Openは毎年2月に、Nassau CountyのNassau Coliseumで行われるATP250のイベントで、US Openと比較すると、小規模な大会となります。US Openのようなチーティングなしで、自腹で100ドルほどのチケットを購入したのですが、会場はガラガラで、コートサイドの1列目を確保することができ、“Milos Raonic vs. Soonwoo Kwon” などを観戦しました。世界元3位のラオニッチは、序盤こそ圧倒したものの、徐々に精彩を欠き、韓国人プレーヤーに敗退し、不機嫌そうに会場を後にしました。このチケットはVIP Ticketとの位置付けで、バフェ形式の食事やアルコールが付属しており、会場までのアクセスがあまり良くないことを除けば、十分に100ドルの価値があると感じました。

さて、次回の生活カテゴリーの投稿では、ケンシコダムと同時多発テロのモニュメントについて、語りたいと思います。

<次回記事>
【NY郊外】ケンシコダムと同時多発テロモニュメント【9/11の記憶】

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