【ニューヨーク】Long Beachでサーフィン①
夏の盛りに、Long Beachに視察旅行に行って以降、マンハッタンから郊外の一軒家に引っ越し、車を手に入れ、やっと海に行く準備が整うまでに、約2カ月の時を要しました。やっと梱包を解いたサーフボードたちは、ワックスの黒ずみが目立つ有様でした。
<参考記事>【WCT】ニューヨークでサーフィン【海水浴】
8月から9月に変わる頃の、ある週末の早朝、Google MapにLong Beachと入力し、Westchesterから1時間弱の運転で、目的地に到着しました。まずは、駐車スペースを見つけるところから、始めなければなりません。
Long Beach周辺の道は、路上駐車可能なところが多く、また、道路沿いに無料のParking Lotが整備されている場所もあるので、比較的自由に駐車することができます。ただし、周辺のアパートメント住人たちも、たくさん駐車しているので、特に、皆が出かける前の早朝の時間帯は、空きスペースを見つけるのに、少し手間取るかも知れません。
サーフィンをするにあたり、個人的に最も気になったのは、治安問題でした。特に、異国の地で、早朝の薄暗いうちに、駐車し、着替えて、海に向かうのは、少し警戒が必要でした。この点、Long Beachや、のちにホームとなるRock Away Beachのいずれも、周辺住民は、基本的にフレンドリーです。すれ違いざまに、朝の挨拶や、ちょっとした会話をする感じで、今のところ、物騒な場面に出くわしたことはありません。
Long Beachには、砂浜沿いに、Board Walkという、木製の広い遊歩道が続いているのですが、薄暗い早朝から、ランニングやウォーキング、自転車、ただただ海を眺める人など、様々な人がいて、海辺の存在が、暮らしに溶け込んでいるように感じました。
僕は、近くにいた、コーヒーカップを片手に海を眺める、50代くらいの男性に話し掛けてみたところ、昔はサーフィンしていたこと、今でも、毎朝海を眺めるのが習慣となっていることなどを、語ってくれました。まだ、誰も入っていない海を指差して、”All Yours” と言われたのが印象的でした。
さて、次回は、肝心の、Long Beachの波を、語りたいと思います。