【冷蔵庫や冷凍庫は開けない】アメリカの停電事情【一軒家では水回り使用可能】

前回の生活カテゴリーの投稿では、アメリカにおける子供の誕生日会事情について、語りました。

<参考記事>
【会場やイベントの選定】アメリカにおける子供の誕生日会事情【親の試練】

今回は、アメリカの停電事情について、述べたいと思います。

日本にいると、停電が起きることは非常に稀で、安定的に電力が供給されていることが、あたりまえとの感覚になります。

僕の、日本での数少ない停電の記憶のひとつは、東日本大震災後の計画停電です。地震発生後の週末、関西地方の実家への退避も視野に、神奈川県海老名市のホテルに宿泊し、夕方数時間の計画停電に遭遇しました。結局、翌日、東京に戻ったのですが、不安な気持ちの中、ホテルの薄暗い部屋で家族と過ごし、海老名の河原で日本の無事を祈ったことを思い返すと、今、このような生活ができていることに、本当に感謝です。

一方、世界一の先進国であるはずのアメリカでは、停電は日常茶飯事で、NY郊外エリアに居住する駐在員であれば、駐在期間中に少なくとも1回は経験することになると思います。

駐在員が多く居住するWestchesterは、緑が深く、大きな木がたくさんある風光明媚なエリアなのですが、それと引き換えに、暴風雨などで、木の幹や枝が折れて、電線が損傷し、停電するケースが多発します。僕の家が停電した時も、やはり暴風雨の影響で、道路沿いの大木が折れ、電線を切断し、近所10軒ほどが停電しました。

暴風雨が予報される時には、あらかじめ、電力会社から、携帯電話にTextメッセージが届き、「停電したら報告するように」と指示されます。実際に停電した旨をTextすると、AIからの自動返信で、「そのエリアで停電を認識したので、復旧作業を行う」との返信きます。電力会社のHPには、停電マップが用意されており、停電が起きている地域やその軒数、復旧見込み時間なども見ることができます。

<参考記事>【SIMフリーのスマートフォン必須】アメリカ駐在員の携帯電話事情【固定電話は不要】

僕が経験した停電では、朝の10時前後に電力がダウンし、復旧は夜8時くらいでした。停電すると、すぐに電力会社や消防車などが来て、切断された電線から火災が発生していないか、確認します。実際の復旧作業が始まるのは、もっと後で、まず、折れた木を除去するチームが来て、その後、電線の復旧チームが来るとの流れで、結構な時間がかかります。

1日で復旧したのは、実は、運が良い方で、復旧まで数日を要することもあり、その場合、ホテルなどへの退避が必要となります。僕の知人の中には、日本への帰任直前に、暴風雨で倒れた大木が家を直撃し、停電のみならず、玄関から出入りできなくなり、止むを得ず、帰国を1週間延期した人もいました。

僕の家が停電した時は、在宅勤務だったこともあり、PC電源の確保に一番困りました。Wifiが落ちてしまうので、会社支給スマホからテザリングして、PC回線を繋げるのものの、目に見えてPCのバッテリー残量が減ってしまいます。この時は、結局、近隣の同じ会社の人の家に行って、電源を取らしてもらうことになりました。

停電時の留意点としては、冷蔵庫や冷凍庫を開けないことが重要です。停電が、どれだけ長期化するか分からない中で、一度開けてしまうと、冷気が逃げてしまうため、それらには、手を付けない方が賢明です。

一方、水回りが、停電後も普通に稼働していたことは、嬉しい誤算でした。一軒家の場合、アパートメントのように、電動ポンプで水を循環させる必要がないようで、停電時でもトイレは使用可能でした。また、熱したお湯を、あらかじめタンクにためておく仕組みとなっているため、タンク内のお湯が冷める前であれば、温かいシャワーを浴びることも可能です。

NY郊外では、停電に備え、非常用発電機を設置している家も多いようです。また、当地で一軒家を所有している知人からも、「停電の都度、発電機を購入するか検討するが、未だ踏み切れない」との話を聞きました。そのため、駐在員が、一軒家の賃貸借契約を締結する際には、優先度は低いものの、念の為、非常用発電機の有無を確認すると良いかも知れません。

さて、次回は、NY州のUpstateにある、Finger Lakesへの旅について、語りたいと思います。

<次回記事>
【NY州のオススメ目的地】Finger Lakesへの旅行【渓谷と滝をハイキング】

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