ニューヨークで波に乗るということ

初めに断っておきますが、僕は特別サーフィンが上手い訳ではありません。むしろ、こんなに長く海に入っているのに、こんなに人生の時間を費やしているのに、一向にうまくならない。でも、それが楽しいんです。サーフィンは究極の自己満足だと思います。

僕がサーフィンを始めたのは、まだ20台前半で、カルフォルニア州で学生だった頃です。「カルフォルニア = 海 = サーフィン」との、短絡的な等式のもと、サーフィンに憧れ、海に入る機会をうかがっていました。

偶然知り合った、現地の大学生が、海に連れて行ってくれることになりました。型落ちのFord F-150の荷台にサーフボードを投げ込んで、海に向かいました。Newport Beach 54th Street。打ち寄せる波に戻されて、波に乗るどころか、沖に出ることさえもできなかった。でも、その瞬間から、僕の中で、サーフィンは趣味というより、生活の一部、ライフスタイルとなりました。

それ以降、日の出の30分前には、薄暗い海に入って、波乗りを楽しむ生活です。カルフォルニアでは、Newport Beach、Huntington Beach、Trestles、Salt Creek、El Porto、Manhattan Beachなどで海に入りました。日本では、ここ最近は千葉北ですが、伊良湖や福井、御前崎・静波などをホームにしていたこともありました。

週末のスーパー朝一、千葉北サーフィンライフを満喫していたところ、突然の辞令で、NY赴任を告げられました。「僕のサーフィンライフはどうなるのだろう?」。一番最初に頭に浮かんだセリフです。

7本あったサーフボードのうち、2本を厳選し、羽田空港のJALチェックインカウンターで2万円の超過料金を徴収され、JFK空港に降り立ちました。大きなボードケースを肩からぶら下げ、JFK空港内をうろうろし、廻りの人から不審な目で見られるところから、僕のNYサーフィンライフは始まりました。

<次回記事>
【WCT】ニューヨークでサーフィン【海水浴】

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