駐在員が見るアメリカのコロナ禍

この時期に、ブログを始めた以上、この話題を避けて通る訳にはいきません。コロナ禍。

NYの惨状は日本でも大きく報道されていたようで、日本の友人・知人から心配の連絡を多く貰いました。実は、僕自身も、報道や行政の発表を通して、その惨状を伝え聞く程で、あまり実感がないというのが正直なところです。

もちろん、Work from Homeで勤務環境が変わったり、これまで頑なに拒否していたアメリカ人が、こぞってマスク着用したり、ショッピングモールの広大な駐車場がガラガラだったり、目に見える変化はあります。でも、Westchesterの一軒家に居住する限り、食料品の調達等で若干の不便はあるものの、日常生活で大きなリスクを感じることはありません。Amazonの存在が益々大きくなり、家に居ながらに、多くのことが事足りてしまうのも、そう思わせる理由かも知れません。

また、我々日本人、特に東日本に住む人間にとって、東日本大震災という、とても痛ましい経験をしていることも、今回のコロナ禍に、冷静な対応ができている理由かも知れません。僕は、あの時、本当に東京は汚染されて住めなくなると思い、毎日、東京脱出のシミュレーションをしていました。それでも、会社はいつも通りでした。テレビモニターが、3号機の屋根が吹き飛ばされる瞬間を生中継していました。その横で、年度末決算スケジュールの話をしている人たちに、心底驚きました。どう考えても、決算より、原発の屋根の方が、重要だと思うのですが。

現在、NYは、Re-openingのPhaseに移っています。レストランを含めた様々なお店が再開し、多くの人で賑わっている場所もあります。会社への通勤については、いくつかのカテゴリーに分けて、再開を模索しているところです。特に、マンハッタンの高層ビルでは、エレベーターでの密集が避けられず、会社側も再開方法について頭を悩ませています。Work from Homeが継続的な施策になる会社もあるかもしれません。

今回、アメリカに根付いた、マスクや手洗い・Hand Sanitizerの習慣、Social Distancing等により、今後の第2波、第3波に、社会が打ち勝つことを、切に願います。

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