【NY郊外】アメリカでの公園・ハイキング事情【恐怖のハイキングコースWhite Shore and Long Path Loop Trail】

前回の生活カテゴリーの投稿では、アメリカにおける自転車事情と、日本から自転車を持ってくる場合の、留意点を語りました。

<参考記事>
【電動自転車は発送不要】アメリカにおける自転車事情【空気入れと虫ゴムを忘れずに】

今回は、アメリカ、特にNY郊外の、公園やハイキング事情について、語りたいと思います。

僕が日本にいたときは、毎週末のように、子供たちを連れて、主に自転車で、都内の公園巡りをしていました。特に、当ても無く漕ぎ出しても、都内には無数の児童公園があり、新たな公園を発見しては、楽しむことができたのですが、自転車圏内で、たびたび訪れた大規模公園としては、上野恩賜公園、六義園公園、東京ドームシティ、飛鳥山公園などがありました。また、地下鉄や車で、少し足を延ばして、豊洲公園、六本木ロボロボ公園、墨田川沿いの汐入公園、野田の清水公園などにも、しばしば向かいました。

NY赴任が決まり、少し懸念したのは、東京のように、気軽に、公園巡りができなくなることでしたが、それは杞憂に終わりました。当地では、東京にいる時以上に、公園を楽しめ、自然あふれる環境で、ハイキングまで満喫しています。

まず、公園については、家から徒歩圏内に、比較的大きな公園があります。子供たちは、週末のみならず、平日も、様々な遊具で遊び、バスケットボールを楽しみ、自転車を乗り回し、日本でも人気のRipStikのCaster BoardやRazorのScooterで駆け回っています。また、公園のみならず、小学校にも、外部に開放された遊具があり、週末は車で、各所の公園や小学校めぐるのが、とても楽しいです。公園や小学校の遊具は、かなりの頻度で更新されているようで、豊洲公園にあるような、プラスチック成形の、綺麗な遊具を、楽しむことができます。

また、NY郊外には、自然あふれるハイキングコースが、いたるところにあります。僕は、”AllTrails” というアプリを導入しており、そこで紹介されているハイキングコースを、ほぼ毎週末、片っ端から散策しているのですが、ネタが尽きる気配がありません。コースでは、鹿や七面鳥などの動物に、出くわすこともあり、散策好きの人には、たまらない経験となるはずです。

最後に、僕が経験した、”AllTrails”のコースのうち、最もハードなコースを紹介したいと思います。それは、ハドソン川西岸のNew Jersey/ NY州境のPalisades Interstate Parkに位置する、”White Shore and Long Path Loop Trail” になります。NYからNew Jerseyに向かって、クオモ橋や、ワシントン橋を渡ると、ハドソン川西岸が、断崖絶壁になっているのに、驚く人も多いと思います。

このTrailは、その断崖の上から、川面までの急峻な斜面を下り、川岸の大きな岩場を移動し、更に断崖の上に戻るコースとなります。急峻な斜面の一歩先は、転落の結果は想像だにしたくない断崖で、恐怖心と戦い、川岸では、行けども果てしなく続く岩場に、絶望感を味わいます。さらに、川岸の岩場で、体力・精神力、靴の裏が擦り減った後には、急斜面を登って、断崖の上に戻る必要があります。

今振り返ると、小さな子供を複数連れて、このコースを挑戦していたのは、我が家だけで、かなり無謀だったのかもしれません。それでも挑戦してみたい方は、天気の安定した日を選んで、午前中の早めの時間に出発し、水分補給を多めに用意し、スニーカーではなく山用の靴を持っていくことを、お勧めします。

さて、次回の生活カテゴリーの投稿は、NY郊外の一軒家における、バーベキュー事情について、語りたいと思います。

<次回記事>
【炭火グリルがお勧め】アメリカでのバーベキュー事情【肉は冷凍しない】

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