【地下室とガレージ】ニューヨーク郊外物件の選び方⑤【LINEアルバムの活用】

前回は、一軒家の設備の中でも、冷暖房について、語りました。今回は、地下室やガレージなどの、他の設備について、述べたいと思います。

<参考記事>
【冷暖房の方法】ニューヨーク郊外物件の選び方④【ペアガラス必須】

まずは、地下室です。日本の一軒家では、あまり馴染みがないものの、NY郊外のほぼ全ての一軒家には、地下室があります。地下室といっても、完全な地下というより、半地下という感じで、部屋の上部は地上に出ていて、窓から採光がとれる場合が多いです。家を見学する際は、地下室の仕上げを、確認する必要があり、”Finished” というのが、床や壁、天井が綺麗に仕上げられた状態、”Unfinished” が、構造が剥き出しの状態で、当然、”Finished” の方が望ましいです。”Unfinished” の物件を見ると、家の土台が、丸見えなのですが、単に、コンクリートブロックを積み上げただけで、さすが地震のないNYと、変に関心してしまいます。

僕の家は、大部分は ”Finished” ですが、一部、物置スペースのような場所は、”Unfinished” になっています。地下室の活用方法は、人それぞれで、書斎、筋トレ、趣味と、いろいろと夢が広がります。僕は、大家が残してくれた卓球台で、子供達と卓球を楽しんでいたのですが、コロナ禍でWork from Homeとなったことにより、卓球台にPCやモニター、電気スタンドを設置し、広大な作業スペースとして、大活躍しています。地下室は、夏でも涼しく、Back Yardにも直接アクセスできるので、非常に重宝しています。

洗濯機や乾燥機も、地下室に置かれることが多いです。一方、毎日の洗濯のたびに、階段を昇り降りするのは負担になる、との考え方もあり、僕が仲介を頼んだ不動産業者の説明によれば、1階に洗濯機や乾燥機が設置されている家がまれにあり、そのような家は、日本人家族に好まれる、とのことでした。

次に、ガレージです。こらちらの一軒家は、シャッター付き駐車場のある家がほとんどですが、駐車場に入れなくとも、敷地内や前面道路に、十分なスペースがあり、普段はそこに停めることが多いです。一方、雨風が強い日や、雪の日は、駐車場に入れることになります。ガレージの大きさは、要チェックで、3列シートのミニバンやSUVだと、かなりギリギリなことがあり、駐車の際に、ミラーをぶつけて壊したとの話も、何度か聞きました。こちらの一軒家は、築数十年以上が経過したものばかりですが、建設された頃には、アメリカとは言え、こんなに車が巨大化するとは想定していなかったのかも知れません。僕のお勧めは、大きなシャッター付きの2台収納可能なガレージで、駐車時のストレスが、かなり軽減されます。

最後に、物件見学時のコツを、述べたいと思います。沢山の物件を一気に見るため、記憶の混乱を避けるため、また、日本の家族と情報を共有するため、LINE「アルバム」が役立ちます。物件見学のたび、最初に、物件概要チラシの写真を撮り、対象物件の様々な写真とともに、アルバムを作成すれば、日本の家族とも、同時に情報共有が可能となります。

さて、次回は、僕のNYでの家探しを振り返って、あって良かったと感じる設備について、語りたいと思います。

<次回記事>
【トランポリン】ニューヨーク郊外物件の選び方⑥【契約で芝生整備の費用負担に留意】

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