【トランポリン】ニューヨーク郊外物件の選び方⑥【契約で芝生管理は大家負担に】
前回は、NY郊外の一軒家の設備の中でも、地下室やガレージについて、語りました。今回は、その続きで、僕が最も気にいっている、広大な庭について、述べたいと思います。
<参考記事>
【地下室とガレージ】ニューヨーク郊外物件の選び方⑤【LINEアルバムの活用】
Front YardやBack Yardに広がる、広大な芝生は、日本ではなかなか、手に入れることができない環境だと思います。当地の一軒家は、前面道路から、家屋の入り口まで、少し距離があり、そこにFront Yardとして、芝生が整理されていることが一般的です。また、前面道路からは見えにくいものの、家屋の裏側にも、Back Yardとして、芝生で覆われた庭が広がります。
僕が、いくつかの候補の中から、今の家を決めた一番の理由は、広いBack Yardが、とても魅力的だったことです。実際、引っ越し後は、12 feetのトランポリンを設置し、木の枝からブランコをぶら下げ、子供たちの遊び場となっています。さらに、6人用のコールマンのテントを購入し、庭でキャンプしたり、トマトやキュウリなどを育てたりと、庭のある生活を満喫しています。また、ウサギやリスが頻繁に庭を訪れ、夏の夜には、ホタルが舞うことにも、とても驚きました。
少し余談になりますが、僕は、トランポリンをAmazonで購入したのですが、ばらばらの部品の状態で届けられ、それを組み立てる作業が必要となりました。事前にYouTubeで予習したものの、骨組みを組み立て、それらを立たせ、飛び跳ねる面を張って、テンションを掛けていく作業は、想像以上に大変な作業で、汗だくになりながら、2日間をかけて、何とか完成させました。将来、解体が必要になる際には、どのようにすれば良いか、全く想像が付かない状態です。僕の知人は、近所の家から、「自分で運ぶことができるのなら」との条件付きで、トランポリンを譲り受けたそうですが、一度解体すると、再度組み立てる自信もなく、結局、転がしながら、自らの家まで運んだそうです。
庭に関して、留意することは、芝や植栽の整備を、誰の負担で行うかという点です。夏場は、芝生の成長が早く、1週間から2週間に1回程度の頻度で、芝刈りが必要になります。まれに、居住者が自ら実施する場合もあるものの、多くの場合、業者に依頼することになります。この点、日系不動産業者の「管理物件」では、芝刈り費用は大家持ちと、最初から定められているようですが、「管理物件」でない場合、賃貸借契約に「芝生や植栽のメンテナンス費用は大家持ち」との条項が入っているか、確認する必要があります。僕が、今の家を契約した時は、契約書ドラフトに当初含まれておらず、入れて貰えるようリクエストしました。この条項を契約に入れたことで、大家が、業者を手配してくれており、一定の頻度で、業者が芝刈り機と共に、庭に入ってきて、綺麗に芝刈りをしてくれます。
庭に関連した話として、それほど優先度は高くないものの、個人的には、隣家との間が、フェンスや植栽で仕切られていることも、お気に入りのひとつです。当地の家には、広いFront YardやBack Yardがあることが一般的ですが、隣家の庭とは、特段仕切りがないことも多いです。僕の家の場合、背丈ほどの植栽やプラスチック製のフェンスで、隣家と仕切られており、プライバシーを確保できるとの観点や、子供たちがボール遊びをする時に、隣家への侵入が防げるとの観点からも、重宝しています。
次回も、引き続き、一軒家の設備について、話を進めたいと思います。